50代からの親の終活実践記をレビュー!いつから始めるか・必要最低限やるべきリストを紹介!

体験・レビュー
こんにちは!
毎年、夏に実家へ帰省するのが恒例になっていました。そんなある年、旅行先から実家に電話を入れて初めて知った父の突然の入院!なんの準備も予備知識もなく大騒動になった我が家の教訓をシェアします。同じような悩みを持ってる方の参考になればと思います!
  • 50代からの親世代・終活実践記をレビュー!
  • いつから始めるのか・必要最低限するべきリストを紹介!
実際の経験に基づく80代の親・50代の子供そして孫のストーリーです!

50代からの親の終活を実践した体験レビュー!

親の方から終活に動く気配は全くなく、アラフィフ世代になって改めて高齢の親を見たとき、「このままでは永遠に片付けができない!」という強い危機感を切実に感じました。親子で衝突しながらあれやこれやと手をかえ品をかえやってきたことをレビューします!

終活の第一歩:実家の片付け!

親は戦争の時代を生きたからなのか性分なのか、とにかく物が捨てられません。いつかのために取っておくまさに典型的な物が多い家でした。

私たちの帰省で一応は片付けてくれています。帰省中は一緒に片付けて少しスッキリして帰るのですが、翌年また物が増えているいたちごっこが続いていました。

片付けたい気持ちと捨てたくない思いのはざまで!

親にも自覚があったのか帰省の度に大きくなる孫を見てはいつも「狭い所で団子になって寝るのはかわいそう」と言っていました。
しかし、いざ一緒に片付け始めると「あっ、これ探してたの」や「こんなとこに入ってたのか」など出してくる物が増える一方です。

こちらが「これはもういらないか」と言おうものなら「これはまだ冬に着ている」「〇〇さんからもらった物だ」「これは高かった」「思い出だから置いている」など、結局一つ一つ見ていったものをそのまま元に戻すの繰り返しでなかなか物が減りません。

終活の手始めにとまずは親の家の片付けを始めたものの、一番の壁は親自身でした。

親の自尊心を傷付けない片付けのやり方、声かけとは?

多少の衝突を繰り返しながらも、お互いにいい雰囲気で作業が進む時があります。親の持ち物には自分たちの知らない思いやストーリーがあって、それを興味を持って聞いていられるときは親が置いておくという前に「じゃあ、これは置いとこっか」と言えることもありました。
「捨てる」という言葉を使わずに「もう役目は終わったかな?」と聞くと「そうね」と返ってくることもあるので、共感して同じ方向に向けたら手放せることもあるんだと思います。

やり方を間違えると険悪ムードに?

とは言うものの基本は物を減らすことなので、いつもそんな悠長に構えてられません。初めの頃は聞くと必ず「それはいる」になるのでさすがにこんなボロボロはとこっそり処分したら、、、

「一番着やすいやつだった」などの理由でこだわりがあったり、一度それをやると身に覚えのないものや自分でしまって忘れてるものまで「捨てられた」と言われたりします。

お互いが疑心暗鬼になって、片付けははかどらず消耗するばかりでした。

そしてたどり着いた結論はこれ!

「親自身がやる気になっていないうちは片付けない!」これに尽きます。ただ単に整理整頓することだけに決めたら無駄なバトルも無くなりました。
中身がバラバラの衣装ケースごとに「母・冬物上着」、「和服」、「毛糸と刺繍」などのラベルを付けて見やすく探しやすく整理しました。たとえそれが一年後に無茶苦茶になっているとしても、、、。

終活の最重要項目を先延ばしにした結果引き起こされた悲劇とは?

TVのボリュームが年々上がっていき、80の声を聞く頃には孫の成長とは反比例して明らかに歳をとっていくのが目に見えてわかるようになっていました。思えばなぜこの頃に行動を起こさなかったのかと悔やまれます。

そんなある夏の突然の入院!

いつものように帰省して旅行先から実家に電話したときのことでした。

じいちゃんが自転車でこけて、頭を打って入院してる、、、

庭師鳥
庭師鳥

えぇ〜っ!?

この時の母はこの世の終わりかというぐらい心の底から憔悴しきっていました。

私たちはすぐに身動き取れなかったのですが、幸い兄弟が即駆けつけてくれました。父はICU(集中治療室)で二日ほど意識がなく、意識が戻った後は頭を打った後遺症で最近の記憶が失くなっていました。

保険証はどこ?誰もわからずパニック!

父は割と健康でしばらく病院にかかったこともなかったので家族全員、父の保険証の保管場所は知りませんでした。

数字に強い父が役所・書類関係をすべて一人でになっていたため母に聞いてもさっぱりわかりません。幸い父の部屋は物が多いものの整理されていたので、探すべき場所の予想はつきました。

お金が下ろせない、、、銀行は事情を話しても本人のみの一点張り!

記憶を一部失っていた父は銀行の暗証番号が思い出せません。実際に父の入院中、任せきりにしていた母が可能性のある番号をATMで何回か試して取引中止になりました!

母は係の人に事情を説明しましたが「ご本人以外には秘守義務」があってもちろん引き出しできませんでした、、、。

保険・転院などの手続きの嵐!

この年は夏の予定を変更し、毎日洗濯物を交換するためバスで病院を往復する日々が続きました。家のことは母と子供達にやってもらって退院手続きから転院手続き、保険請求、事故証明、銀行関係などの手続きや書類作成に右往左往することとなったのでした。

いつから始めるか・必要最低限やるべきリストを紹介!

終活はいつから始めるか?

年代を問わずですが「いつ何が起こるかわからない」という点で「いつから始めるか?」の答えは「今すぐ!」です。

この一件の後、父はエンディングノートを購入していました。翌年こっそり見てみると中身は真っ白!まさに「読んだだけ」でした。

子世代主導で強制執行?

このまま待っていても親は最後まで何もやらないと確信したので、自分で終活情報を集めて自発的に家族会議を開きました。

資料は地域包括支援センターが出している「覚書」PDFから重要事項を抜粋したものです。家族一人一人の分を事前に記入できるところは記入しておき、その場で内容を確認してもらいました。

必要最低限やるべきリストとは?

それぞれ事情は異なると思いますが、家族間の信頼関係が成り立っていることが前提のケースとして、私たちが実際に決めたことです。

1)財産・役所関係書類 預貯金通帳・保険証券・有価証券リストと印鑑、健康保険証・年金証書・マイナンバーカード・障害者手帳、病院診察券と医療費の領収書などの保管場所、暗証番号含む銀行カード及びクレジットカード等の口座引き落とし情報を共有。
※不動産・借金など相続に関する物や車・携帯電話・賃貸借契約などがある場合もリストに記入。
2)いざという時の自分の意思 かかりつけの病院又は連絡して欲しいハウスドクター、延命治療・病名告知・介護場所・介護費用・臓器提供など今の思いをありのままに記入。
3)基本情報と訃報お知らせリスト 住所・氏名・生年月日・血液型・本籍地(要相続)、訃報を知らせたい人のリスト(氏名/住所/電話/間柄)を最新の情報で作成。
4)葬儀の希望 葬儀の場所・規模・遺影写真・参列者リスト・献体希望の他、葬儀で避けたいこと・無駄だと思うことなど具体的に記入。
5)お墓の希望 埋葬方法・今ある墓地に入るかどうか・墓地の継承か墓仕舞いか・永代供養など具体的に記入。

リスト作成、または更新した日付:◯年◯月◯日
※負の資産含め預貯金以外の相続に関係する遺産はないので遺言書については省きました。

特に1)と2)は終活でやるべき最重要項目として一番にあげられると実感しています。

参考資料:小さなお葬式
※ 終活に関するコラムがとても参考になりました。

なかなか話しにくい話題だと思いますが、親も子も決して後ろ向きではなく自分の希望を伝えられたと思います。会うたびにこんな話し合いの機会を持ちたいと思いました。

 

まとめ

この度の感染症の流行によって実家を訪れ老親と接触するのもはばかられる事態に戸惑っている方も多いと思います。先の読めない今だからこそ話し合える機会もあるので我が家の教訓が参考になれば幸いです。

 

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